JALFIO 航空連合 JAL労働組合

JALFIOについて 運動方針

第55期の重点課題

スローガン:Go!!Go!!~つかもう 私たちの未来~

私たちを取り巻く環境や第55期への展望をふまえ、以下の4項目を重点課題とします。

重点課題
  • 生活の基盤であるJALグループの存続と、安定した雇用の堅持を前提に、経営状況や安全運航に関する情報のタイムリーな共有、およびあらゆるレベルでの経営へのチェック機能の強化
  • 組合員が心身ともに健康で安心して働き続けることができる職場環境づくりに向けた、労使協議を通じた諸課題の解決および諸環境の整備
  • 全ての職場における、民主的労働運動の浸透に向けた取り組みの強力な推進
  • JALグループの永続的な発展に向けた、JALパートナーズの仲間との融和の推進と結束の強化

運動方針

安全運航の堅持
  • 安全運航の堅持に万全を期します JALグループ存立の大前提である安全運航の堅持のため、安全運航に関わる諸施策に対するチェックを強化し、実態に即した施策とするべく積極的に提言します。また、本部・支部一体となって、航空安全・航空保安に関わる情報の収集・共有を迅速に行います。
    尊い命をお預かりする仕事を遂行するうえで、あらためて飲酒問題についてあらゆる機会を通じて社員・組合員の意識の醸成に主体的に取り組みます。
  • 御巣鷹山慰霊清掃登山の継続をはじめ、安全意識の向上に取り組みます 事故後に入社した社員が99%を占めるなか、事故の教訓を風化させることがないよう、三現主義(現地・現物・現人)に基づき、御巣鷹山慰霊清掃登山をJALパートナーズの仲間とともに実施します。また、安全啓発センターの見学、他の発生事故の慰霊など、さまざまな機会を通じて安全意識の向上に努めます。
総合福祉の維持向上と職場の安全衛生・健康増進
  • 年収の回復、維持向上を目指して取り組みます 会社の業績が回復から成長フェーズにあるなか、「人財への投資」と「成長」の好循環を創出する転換点を経て、組合員の生活のさらなる安心と将来の希望を感じられるよう、月例賃金の継続的な向上、ならびに賞与水準のさらなる向上を目指し、組合員の声、取り巻く環境や経営状況、これまでの交渉経緯などをふまえて取り組みます。
  • 企業福祉・人事制度などについて、職場の声をもとに取り組みます 適切な労働時間管理の徹底、職種別の働き方・職場環境の改善などを通じて、ワーク・ライフ・マネジメントを推進します。また、福利厚生全般について、国内外の各職場から寄せられた声や課題認識をもとに改善に取り組み、JALで働く魅力の向上に努めます。
    多様な価値観を尊重し、ジェンダー平等推進の観点を含め、全ての人財が活躍できる環境整備に、本部・支部一体となって取り組みます。
  • 職場の安全衛生と、組合員の健康増進に取り組みます 安全な職場環境の構築による労働災害の防止に努めるとともに、会社や日本航空健康保険組合とも連携し、一人ひとりが安心して、心身ともに健康で活き活きと働き続けられるよう取り組みます。
  • 企業内各種団体に働きかけを行います JAL企業年金基金や日本航空健康保険組合、日本航空共済会など、福利厚生に関わる各種団体に引き続き組合から役員を派遣し、適正な運営状況の確認を行い、要望・提言の実現に努めます。
JALグループの健全な発展に向けて
  • 総合労働協約の維持・発展に努めます 健全で安定的な労使関係が、JALグループの発展に不可欠との考えに基づき、労使の規範である労働協約の維持・発展に努め、企業の繁栄、組合員の福祉向上および社会への貢献を労使の共通の目的としつつ、その実現に努めます。
  • 経営対策活動を充実します 経営計画や戦略、業績動向などの背景を含めて的確に把握し、正確な情報をわかりやすくタイムリーに組合員へ共有します。また、全社や各本部、各職場における課題に対して、職場の声に基づいた提言を行い、経営へのチェック機能を強化し、中期経営計画およびJAL Vision 2030の実現に向けて労使一丸となって取り組みます。
  • 労使協議を通じ諸課題の解決を図ります 組合員が能力を最大限発揮し、安心して活き活きと働き続けることができる職場環境づくりに向け、職種別や本部別、国内外の諸課題に対して、労使協議を通じて改善・解決に努めます。
組合運動の活性化と魅力ある組織の実現に向けて
  • 組合員が親しみを持てる組織を目指します 組合員との双方向コミュニケーションの機会を拡充できるよう取り組みます。また、職種や職場、世代ごとのニーズの的確な把握に努め、ライフサポートをはじめ、身近に感じられる組織を目指します。
  • 組合員との対話を大切にします 組合員個人の悩みや相談に対して、本部・支部で連携して解決に努めます。また、職場委員会をはじめとする各種ミーティングや職場総点検運動などを通じて、職場の課題を吸い上げるとともに、正確でタイムリーな情報の共有を図ります。
    さらに、エリア担当制などを活用し、海外在勤員や支部・地区分会に属さない組合員、JALグループ外の出向先で活躍する組合員とのコミュニケーションの充実化を図ります。
  • 民主的労働運動の浸透に向けた取り組みを強力に推進します 今後も最大労組としての責任を果たすために、過半数労組の立場を維持できるよう取り組みます。
    JALに入社した皆さんへのJALFIOコンセプトの理解浸透に努めるとともに、地上、客乗の職場をJALFIOで統一すべく、加入活動を推進します。
  • 将来を担うリーダーの育成と組織力強化を図るための教育活動を充実します 労使共催の生産性労働研修(フォーラム)などを通じて、職種・職場・世代を越えた相互理解や共通認識を深め、周囲への思いやりと自律性を持ったリーダーの育成に向けた教育活動の充実を図ります。
  • わかりやすくタイムリーな広報活動を推進します 至近の取り組みや会社との協議報告など、正確かつ組合員にとって役に立つ情報をタイムリーに分かりやすく伝えます。また、アプリの機能改善、利用促進やホームページの周知に努めるとともに、組合員のニーズをふまえて利便性を強化していきます。
  • 取り巻く環境の変化に対応した組織運営体制を構築していきます 社内組織体制の変更や組合員構成など、取り巻く環境の変化に対応していけるよう、運営体制を柔軟に検討します。
  • JALパートナーズの活動を通じ、JALブランドを支える仲間の融和と結束を図ります 安全運航とサービスを共に支える仲間の一体感醸成と結束の強化を図り、JALグループ全体の諸課題の解決に向けて、中心となって取り組みます。また、FLY JALグループキャンペーンなど、組合員が主体的に取り組める増収活動を積極的に実施します。
航空産業の発展に向けた活動と社会貢献活動
  • 上部団体を通じた活動を積極的に行います JALグループの事業基盤となる航空産業の健全な発展に向け、航空産業政策や一組合・一企業で解決が困難な課題については、連合や航空連合など上部団体を通じて、国や行政などに働きかけます。
  • 国内外の労働組合、各種団体との交流を進め、相互理解と視野拡大を図ります 労働組合の立場から社外の各関係団体との交流を進め、外部団体との相互理解の促進を図ります。
  • 地域活動・ボランティア活動をはじめとする社会貢献活動を積極的に行います 労働組合の立場でSDGsならびにESGの視点を持って社会的責任を果たすとともに、地域社会への感謝の気持ちを持ち、幅広く社会貢献活動を推進します。
スローガン:Go Beyond!!